通常春ジャガイモは収穫後に9月過ぎると発芽して納入できません。ところで暖系ジャガイモは「2度イモ」と呼ばれて年2回の収穫が出来ます。
これを宇陀市の寒冷地でも栽培できれば12月に収穫したものを12月以降の端境期に学校給食に納入できることになります。
宇陀ランチプロジェクトは、会員農家と連携して3月に植付を行い、8月末に再度種芋を植えてこの可能性に30年度実験に挑戦してみました。
その結果、12月に収穫したものを学校給食に58kgを納入しました。
《今後の課題課題》
①春ジャガに比べて収穫量が少なくて採算性が悪い。
②種芋代金が高くコスト高
③連作障害から同一場所での栽培を避けたい
これらの問題点を再検討しながら31年度も実験栽培を積み重ねていきたい。